第2回CodeReading勉強会

ひらさんの第2回CodeReading勉強会に行ってきた。http://hira.main.jp/wiki/pukiwiki.php?%C2%E82%B2%F3CodeReading%CA%D9%B6%AF%B2%F1
Linuxカーネルのスケジューラとメモリアロケータに絞って2日間にわたり解説して頂ける、しかも無料で、という勉強会。今回凄いと思ったのは、基礎から1つ1つ解説があったので、僕のようなカーネル初心者でも十分理解できたことだ。
1日目は、アセンブラやCPUの基礎等、一通りの説明の後、スケジューラ本題へ。スケジューラについても、初期のスケジューラから最新のスケジューラまで時代順に解説。2日目は、メモリアロケータについて時代順に詳細に解説があった。
両日とも、初期アルゴリズムの問題点と、最新アルゴリズムでの克服方法が解説があり、どうしてこのようなアルゴリズムを採用しているのかという背景も含めて理解ができた。解説自体も多量のスライドとふんだんのアニメーション、軽快なトークですーっと頭に入ってくる。参加者の質問も初心者レベルから上級者レベルまで色々あって面白い。
初心者の僕は、今回の勉強会で難しいところを一気に理解できた気がする。本で独学したら、1週間から1ヶ月はかかっただろう。ひらさんは「今回一番勉強になったのは自分」と言っていた。たしかに発表することもかなり勉強になりそうだ。RPGのレベルで例えると、発表者は100から120に上がり、初心者受講者はレベル1から3に上がるような感じかな。とりあえず次はレベル4を目指そう(^^)